謝辞
令和4年12月27日から令和5年1月31日まで「【第1回】作品PRコンテスト」を開催しました。
当初の予定よりも多数の応募ありがとうございます。
改めて、応募された作家様へ感謝を申し上げます。
企画詳細
「【第1回】作品PRコンテスト」の詳細は以下になります。
*企画告知のページはこちら
【求める作品】
「名興文庫が思わず出版したくなる作品を!」
【条件】
・オリジナルの一次創作であること
・無料投稿サイトで読めること
・連載中でも完結済みでも応募可能
(文字数に縛りはありません)
(区切りが良いと感じた場所まで読んで判断します)
【応募方法】
・「応募フォーム」に必要事項を入力の上、応募
・応募は小説投稿サイトに投稿している本人からのみ受付
第三者による応募は不可
紹介作品
・該当作品無し
総括
企画意図
今回のコンテストについて色々と考えて回答した方もいれば、恐らく反射的に回答している方も見受けられました。
そして、コンテストに応募したのは主に『書籍化』を狙っている作家さんと思っております。
更に『プロ作家』として歩み続けたいと願っているかと……
では、コンテストについて少しお話いたします。
項目について
『タイトル名』『作者名』『作品URL』は作品の必須情報になります。
これに不備があると失格になります。
残りは『ターゲット層』『作品PR文』となります。
この項目が今回の重要ポイントとしておりました。
ターゲット層
・どの『世代』どの『性別』どの『嗜好』に向いているのか?
・作品の強みを把握しているのか?
まずは、ここで「全ての世代」や「10~40代」などの幅広い世代と回答した作家さんは各世代の流行を確認してみてください。
回答した世代の流行やファッションなどが同じでしょうか?
極端な例ですが、昭和の歌謡曲と平成のJ-POPに令和の最新曲では好む世代が違います。
これを言うと必ず「世代問わずに人気のある作品があるではないか! 私の作品はそれを目指してます!!」と言われます。
ならば、カラオケ屋に行ってデンモクで各世代の人気曲のランキングを見てきて欲しい。
ランキングに入る曲のほとんどが各世代で被ってないものです。
更には男女間でも好みが変化してますし、個人の嗜好も関わってきます。
あなたの作品はどのような人が読むのでしょうか?
プロを目指すならば、調べてみましょう!
作品PR文
・『ターゲット層』を元にPRする相手に説明とアピールできるか?
・PRする相手が興味を抱く文章になっているか?
今回は作品の『あらすじ』をそのままで提出したケースが多数でした。
みなさんは『あらすじ』について考えたことはありますか?
誰に向けて何の目的で作成するものでしょうか?
主に読者に向けて作品の良いところを端的に伝える為です。
読者へのPR文章とも言えます。
では、今回のコンテストにおけるPRする相手とは?
もちろん、レーベルの責任者になりますのでビジネスでの相手と考える必要性があります。
あなたはビジネスでの相手に向けたアピールと説明を『あらすじ』だけで済ませるのでしょうか?
正直に言えば、門前払いクラスです。
PRコンテストの位置付け
プロの小説家へのステップの2段目として考えてます。
1段目:作品を生み出すこと
2段目:作品を売り込むこと
3段目:作品を世に出すこと
応募された方々は既に1段目を登っています!
ここまで出来るのは少数です。
更なるステップを踏むのは困難でしょう!
しかし、目標に向かって進んでいけばいずれは到達できると個人的に思っております。
これにめげずに藤紫は幾たびの挑戦をお待ちしております。