名興文庫−檸檬

レーベル紹介

名興文庫−檸檬(れもん)は、児童文学専門レーベルです。

さて、「児童文学」とはなんでしょう?
語ると長くなるので簡単に。
それは、おとながこども向けに書いた文学作品です。
世に読み継がれる児童文学の名作をいくつか数えてみましょう。

海底二万里、ロビンソン・クルーソー、指輪物語、ビルマの竪琴、二十四の瞳、近年で言えば、ネバーエンディングストーリー、ハリーポッター、十二国記に精霊の守り人(作品名は『コトバンク』を参照)。

お分かりでしょうか? こどものための物語が、いかにおとなをも魅了して読みつがれてきたことか!!
やわらかな心に軌跡を残した作品は、作家が意図せずとも、成長の節目で若き読者を支え、また思索を深めるガイドたりえる存在です。
暴力や犯罪・性描写が控えめで、わかりやすい表現を使用し、だけどもこころが湧き立って、思わず泣いたり笑ったり。
そして行間の奥深くには、おとなになって気付く宝物(メッセージ)が用意されている。
そんな作品を集めて提供していくレーベルです。あなたも児童文学に挑戦しませんか?

レーベル檸檬の出版作品

未刊行

担当者紹介

檸檬担当
檸檬担当

 檸檬(れもん)担当者は母親です。こどもたちと、作品を薦めあう時間がとても大事。

 もちろん、紹介しても「ふーん」で終わって読んでくれないことも多々あります。最近のヒットは「ジュニア空想科学読本」と「後宮の烏」。夫とはマンガをお薦めし合っていて、少々、母は押され気味です。こどもたち(ミドルティーンズ)がわくわくして、夜更かししながら読みふけるような作品で、尊敬を勝ち得る! までは言いません。

 けれど、世代を超えて読み継ぐ作品、生徒児童へお薦めしたい作品を、ずっと探し続けています。

担当者の読書歴について

檸檬担当
檸檬担当

 読書はこころの友。

 書名をあげるとキリがないので、最近のリアル蔵書とローティーン頃によく読んだものを紹介します。

 その間に横たわる期間の読了タイトルは泣く泣く省略しますが、わりと紅梅担当の天宮さまと被っています。

 小川洋子さんの『博士の愛した数式』や梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』あたりには、かなり泣かされました。漫画版『風の谷のナウシカ』なども名作すぎますね。……本当にキリがないので、後日、いくつかのタイトルをご紹介する記事を用意したいと思います。

担当者のリアル本棚ラインナップ

異世界居酒屋「のぶ」 作 蝉川夏哉
辺境の老騎士 作 支援BIS
本好きの下剋上 作 香月美夜
灰と幻想のグリムガル 作 十文字青
アルスラーン戦記 作 田中芳樹
精霊の守り人(シリーズ)作 上橋菜穂子
十二国記シリーズ 作 小野不由美
烏に単は似合わない(シリーズ)作 阿部智里
図書館戦争 作 有川浩
図書館の魔女 作 高田大介
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 作 村上春樹
ジョーカー・ゲーム(シリーズ)作 柳 広司
 ほか

担当者の小中生の頃の印象深い作品

スイミー 作 レオ・レオニ
モモ 作 ミヒャエル・エンデ
シャーロックホームズの冒険(シリーズ) 作 アーサー・コナン・ドイル
大草原の小さな家(シリーズ)作 L・I・ワイルダー
赤毛のアン(シリーズ)作 L・M・モンゴメリ
タイムマシン 作 H・G・ウェルズ
だれも知らない小さな国 作 佐藤さとる
星新一ショートショート 作 星新一
少年探偵団シリーズ 作 江戸川乱歩
夢十夜 作 夏目漱石
若葉よ来年は海へ行こう 作 金子光春
 ほか

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